司法書士 大森 亮一
昭和61年、栃木県那須塩原市(旧黒磯市)出身で現在は宇都宮市在住です。
私が司法書士を目指したきっかけは、中学生の時の職場体験学習でした。
同級生のご家族が司法書士をされていて、どのような仕事なのか興味があり、司法書士事務所・法務局の仕事を見学させていただきました。
その時、土地や建物、預貯金などの大切な財産の権利を守っている司法書士や法務局の職員の方々の姿を見て、自分もたくさんの方のお役に立てる仕事がしたいと思い司法書士を目指しました。
大学に入学してから司法書士試験の勉強を始め、28歳の時に司法書士試験に合格し、県内の司法書士法人、信託会社で相続案件を中心に1,000件以上の案件に関わりました。
ある日市役所から見ず知らずの人の相続人であると告げられ、相続放棄を検討しているお客様からの相談がありました。遠方の市役所からの通知であり、お客様自身も病気で療養中でしたので、とても心配なご様子で相談に来ていただきました。
お客様も全く存在を知らない方の相続放棄でしたので、書類取集にとても苦労しましたが、何とか相続放棄をすることができました。最後に事務所で完了した書類をお渡しした日、お客様から「先生のおかげで今日は最高にうまいビールが飲めそうだよ。」と言われたことは、私にとって大きな自信になりました。
まだまだ一般の方からすれば、司法書士事務所に相談に行くことは敷居が高いのかもしれません。そうであれば、私たち司法書士がもっとお客様に寄り添い、話しやすい環境を作れば良いのではないかと思い、2021年に宇都宮市で司法書士あおい事務所を開設しました。
現在は、一般的な相続のお手伝いはもちろんのこと、税理士、宅地建物取引士と共に税金対策、空き家対策などにも力を入れております。相続の悩みを様々な角度からお手伝いして、一人でも多くの方のお役に立ちたいと思っています。
また、相談の際に色々な方とお話しできることもこの仕事のやりがいの一つなので、気軽にご相談に来ていただけると嬉しいです。